島根県のRPG事情

  • 正確には松江市RPG事情でしょうか。
  • 河嶋は島根県松江市というところで生まれ、大学に入学するまでそこで育ちました。
  • 小学生のころからRPGに親しんでいたのですが、当時はベニヤ模型という模型屋さんで購入していました。D&Dの赤箱もここで買いました。
  • 80年代前半は、模型屋さんの隅でウォーゲームやマルチゲームに交じって、ボックスのRPGを売っている光景が時折見受けられました。近県の広島県では、玩具店でも普通にRPGを扱っていてうらやましかったです。あ、でも島根県でもモンスターメーカーなどのカードゲームが流行し始めると、それらと一緒にRPGを扱う玩具店もできてたな。
  • その後、90年代になってくると、RPGやウォーゲームはベニヤ模型さんから姿を消し始めていきます。ちょうど、ミニ四駆のブームが起こり、RPGやウォーゲームのコーナーは、それらと入れ替わりでなくってしまったのです。それ以降、島根県RPGを入手する手段は、本屋さん中心になっていきました。
  • 時を同じくして、河嶋は大学生活を送るため、京都に向かいます。なので、93年以降、島根県の人がどんな感じでゲームを入手しているのか、詳しくは知りません。ただ、帰省したときにベニヤ模型や本屋を回った感じでは、そんなに簡単に入手はできなそうでした。リプレイ連載時、田舎の友人は、『Role & Roll』は出雲でしか手に入らないと言ってたりもしました。
  • 専門店など当然なく、コミックが充実している本屋の数も少ない田舎では、RPGを入手するのは大変です。もちろん、AMAZONや専門店による通信販売で購入することはできるでしょう。ただ、やっぱり書店で選んで買いたいし。そもそも、RPGのことをあんまり知らない人は、それらを使うのに勇気がいるのです。
  • そんなこんなで、地元でゲームが買えないのは寂しいなぁ、と思っていたのですが、どうやら松江でゲームを扱っているショップがオープンしていたようです。
  • なんか、すごく嬉しいです。今度、田舎に帰ったときは、ぜひ行ってみたいと思います。『迷宮キングダム』とか売ってるといいな。