中世ワイルドキャンプ・その1

  • 先週末は、中世ワイルドキャンプという企画に参加してきました。
  • このイベントは、中世ヨーロッパ風の暮らしを体験しようというもので、クロスボウの試射ができたり、中世風のダンスを踊ったり、子豚の丸焼きを食べたりできるというものです。そう子豚の丸焼き! 食べたい食べたーい。ということで、パ先生や冒険企画局のみんなで行って参りました。
  • 千葉県君津市にあるフォレストパーティー峰山というキャンプ場を借り切って行われたこのイベント。お迎えの車にのって、山道を登ると会場に到着するのですが、まず、この山道がすごい。すんげぇ急勾配かつ細くてくねくねと折れ曲がっております。しかも、道の左右は急斜面になっており、素晴らしいスリル。道を覆うようにガードレールもあるのですが、なんと竹製。意味あるんかいな。道中、いたるところに「あと300メートルがんばって!」と書かれた立て札や、猿や猪の足跡をかたどってつくられた看板などが配置され、移動中も楽しめるディズニーランドのような配慮もなされています。アトラクションとして大層楽しかったです。
  • そして、そんな山道を越えるとキャンプ場に到着です。中世風の衣装に身を包んだ主宰者さんたちが、お迎えしてくれます。このイベントは、中世西欧民俗サークル「Illusion Wind」さんと、西欧中世史実践研究会「アヴァロン」さんの共催イベントなのでした。

  • 外界と隔絶された森の中でイベントは開かれました。いや、あの坂を自力で上り下りするなんて無理。
  • 会場に着いたら、ドイツで買ったマントに身を包み、クロスボウの試射に挑戦です。リチャードさんという騎士の方に、クロスボウの引き方や打ち方、またロングボウの引き方と打ち方を教えていただきました。たーのーしー。

  • マントに身を包み、クロスボウを構えるパ先生。顔こわッ。
  • クロスボウは弦をひく向きとか、構え方がいちいち合理的で面白いです。ロングボウに比べて、圧倒的に狙いをつけやすいのもよい。ただ、まあ弦の装填はたしかに大変。フルラウンドアクションかかるし、敵の前でやったら機会攻撃誘発するのは当たり前という感じでした。納得納得。一方、ロングボウは、腕というより背筋で引く感じが心地よいです。クロスボウより、圧倒的に手応えみたいなものがあるのが楽しい。レゴラスみたいに、矢を二本つがえても、まっすぐ撃てることも発見! ひゃっほーーー!

  • 河嶋は魚蹴さんに黒いマントを借りていたんですが、ヒゲ面の黒マントの大男がロングボウを構えていると、山賊にしか見えませんでしたとさ。