CMタイム

• こども博物館のレポートの最中ですが、CMタイムです。

GAME JAPAN (ゲームジャパン) 2008年 11月号 [雑誌]

• えー。まずは先月末に発売されたGAME JAPANより。この号では『それでもボードゲームが好き』で『アクワイア』を紹介しております。また、ボードゲーム記事のほかに、GENCONの『D&D4版』がらみの簡単なレポートや、『モノポリー・ザ・メダル セカンドエディション』の記事なんかも書かせていただいております。
• この号の読者コーナーのお便りの中に、前々号で書いた『ドラゴンクエストIII』に関するミニコラムの感想が載っていたのが、とてもとてもとても……本当に嬉しかったです！　あんなに小さなコラムだからこそ、反響があったことが嬉しいです。我々ものかきは、反響が嬉しくて書いているところがあったりします。あの感想には、とても勇気をいただきました。この文章を読んではいないかもしれませんが、編集部まで感想をおくってくれた方、ありがとうございます。また、ブログやmixiの日記などで、我々の作品の感想を書いてくださっている方。こちらも本当にありがとうございます。いつも、嬉しかったり厳しかったりする色々なご意見を、励みにしたり、作品づくりの参考にさせていただいております。これからも、よろしくお願いいたします。

Role&Roll Vol.49

• そして、そろそろ東京では早売りなども始まっている様子の『Role & Roll』。この号では、いつもの『百万迷宮 A to Z』、『映画を観たら喫茶店でだべろう』に加え、『ご近所メルヒェンRPG ピーカーブー』の紹介記事とGENCONのレポートである『GENCONへの道 完結編』を書かせていただいております。
• 『百万迷宮 A to Z』は、「Luncheon（お弁当）」がテーマです。速水さんのコミックが大変面白くなっております。河嶋は、百万迷宮のお弁当事情に加え、【お弁当】や【フルコース】を使ったときに振ることのできる「お弁当休憩表」を書かせていただきました。この表は、アイテムの【お弁当】や【フルコース】を使った人が振ることのできる表です。これで、「オレ休憩したいから、お前【お弁当】使って」「えー、オレも休憩したーい」なんて、行動のおしつけあいがなくなるかもしれません。もちろん、『迷宮デイズ』でも仕えます。ぜひ、お試しください。
• また、「遊るのはお前だ」では齋藤くんが、メリメリ記事を書いています。今回の白眉は『迷宮デイズ』購入者からのお便りでしょうか。ぜひ、読んでみてください。
• 『映画を観たら喫茶店でだべろう』では、『落下の王国』を紹介しています。「物語る」ことについて撮られた映画です。聞き手は、8歳かそこらの女の子。彼女に向けて語られた物語は、しだいに語り手だけのものではなく、二人の物語になっていきます。TRPGを遊ぶ人には、ぜひ観てもらいたい映画です。前作『ザ・セル』で、素晴らしい映像美を生み出したターセム監督。しかし、その映像は、完成されすぎて、どことなく作り物くささが残念なところもありましたが、今回は、その二次元的美しさが、おとぎ話のような物語世界と調和しています。
• 『ピーカーブー』は、オバケ関連の表を「これでもか」と載せていただきました。プレイヤー用には「オバケのぶらり旅イベント決定表」を。「イノセントだけ、学校イベント表があって、いいなぁ」なんて、スプーキーのみなさま用のイベント表です。オバケの日常を楽しんでみてください。また、GM用には「ハグレオバケの背景表」を用意しました。この表は、ハグレオバケの生い立ちや過去を決めるためのものです。ただのモンスターとしてのハグレオバケと戦うのも楽しいです。シナリオも、ルールや世界設定に慣れないうちは、そうしたものの方がつくりやすかったり、マスタリングしやすかったりすると思います。ただ、せっかくの『ご近所メルヒェン』です。いつも、それではちょっぴり殺伐としてしまうかもしれません。問題解決の方法を戦闘以外にしたい……そう思うGMは、シナリオをつくる前に、この表を使ってハグレオバケの設定をつくってみてください。そうすれば、ハグレオバケがハグレた「本当の理由」が明らかになります。その理由を解決する方法をシナリオ内におりこめば、もしかしたら戦わなくても、ハグレオバケをどうにかできる展開をつくりだすことができるかもしれません（「その理由を解決する方法」に関しては、今後もサポートを続けていくつもりです。ご期待ください）。もちろん、戦闘があったって全然困らないというGMも、面白く利用できると思います。ルールというよりは、ツールな感じなので、色々な使い方を試してみてください。で、面白い使い方を思いついたら、ぜひぜひ教えてください！
• 『GENCONへの道 完結編』は、ちっとも進まないGENCONにたどりつかない、この日記にいらいらしている人にオススメです。GENCONの色々なレポートに加え、『迷宮キングダム』をGMした顛末が書かれています。齋藤くんの『妄想性RPG』とセットでお楽しみ下さい。
• 長くなってしまいましたが、ぜひぜひよろしくお願いします。