つれづれに近況

  • 3月からこちら、ほぼ月間状態でいろいろな本を出してもらったり、記事を寄稿していたりしたので、記憶があいまいなのです。
  • ただ、いろいろ大切なことをちらほら。
  • 6月の7日は、大分のイフコンベンションさんにお呼ばれしてきました。
  • まず、イフコンベンションさんについて語るなら、コンベンションで大人数で遊べるようにルールを大幅アレンジした「人狼」バリアントからはじめるべきでしょう。
  • 以前に、鈴木銀一郎先生がRole & Rollでも書かれていましたが、この「人狼」バリアント、大変楽しく、また機能的なゲームでした。全員参加ゲームとして、コンベンション参加者の一体感をつくるだけでなく、コンベンション参加者の名前を覚えるのに大変助かりました。「名前」というのは、その人を統合する記号として、とても重要なものです。河嶋は、人の名前を記憶できるかどうかで、その人とすれちがっていくのか、それとも、以降の人生で何らかの関わりができるか、大きな分かれ目になると思っています。この「人狼」バリアントのおかげで、いろいろな人の名前を覚えることができました。これは、じつはかなりスゴイことなんじゃないかなぁ。「人狼」バリアントのおかげで、セッションで同席した人たちはもちろん、そうでない人たちとも、ゲームの輪が広がっていきそうな、ステキな出会いの場になっていたと思います。途中で脱落しちゃったプレイヤーは、美味しいからあげとチョコレートフォンデュでおもてなしするというホスピタリティも見事! からあげ、めっちゃ美味しかったですよー♪
  • この「人狼」に比べると、河嶋がGMした『迷宮キングダム』は、いささか見劣りするのですが、それでも楽しいプレイヤーさんたちに恵まれたおかげで、思い出深いセッションになりました。実は、この日のシナリオ、今月末発売のLead & Read6号に掲載される『迷宮デイズ』リプレイのものをアレンジして使用しました。『まよキン』初心者の方たちが大半でしたが、ルールへの適応速度はばつぐん! 次回サプリで登場するひどい特殊能力の持ち主たちに翻弄されつつも、手堅い作戦とあっと驚く奇策をとりまぜ、なんとか乗り越えていきます。ただ、最後の戦闘では戦上手がうまくいきすぎて、迷宮支配者のつむぐ因果の糸にとりこまれるPCが現れてしまい…… あの場面はたいへんTRPG的で、GMをやっていても楽しかったです。結果としては、国王を慕う従者(ややBL風味)が犠牲になって、王国を救うという美しい物語におちついたのではないでしょうか。マイペースだけど、いざというときはしっかりしめる国王様と、『まよキン』を遊ぶのは初めてなのに【儀式魔法】で仲間のスキルをコピーしまくって大活躍の大臣ご夫妻、厳しい戦闘の回復役としてがんばりつつも「好きなもの」である【お酒】を使うときは、けっして楽しいロールプレイを忘れない神官のS井くん、そして従者として、また唯一のまよクロさんとして宮廷をフォローしてくれた鴉狼さん、本当にありがとうございました。
  • じつは、このイベントにはもう一人のゲストとして、九州在住の坂東真紅郎先生もいらっしゃってました。東京にいたころから、ステーキの食べ放題で枚数を競い合ったりして、仲良くさせていただいていたのですが、このイベントの間は、かなり長い間いろいろなことをお話させていただきました。もしかすると、東京にいたころ以上に色々お話したかも。人狼でもトークショーでも、ゲストとしてはたいへん頼りない河嶋でしたが、坂東先生にフォローしていただき、いろいろ助かりました。今度は、『シノビガミ』を一緒に遊びたいです。
  • おみやげも色々いただき、事務所のみんなでいただきました。なかでも、たくさんのにらは、事務所のみんなで餃子にしていただきました。連日200個強の餃子を作り続けることになり、局員の餃子づくりスキルが異常にあがったことを付して、イフコンベンションについての回想を終了したいと思います。主催者、また参加者のみなさま、ありがとうございました!
  • 長くなったので、ほかのつれづれは、またの機会に。