ゲーム会と夜空

  • 先週は連休を利用して、箱根にゲーム会の合宿に行って参りました。
  • ゲームと食事とお酒が、尽きることなく楽しめる極楽空間。恒例のバカ王決定戦(特定のゲームを負け上がりで行っていき、最も弱いプレイヤーを決める)も盛り上がりましたよ! 先王「Mother Fucker」夜音さんに代わって、「若先生」魚蹴さんが二代目バカ王に就任いたしました。一年間、バカ王がんばって!
  • 死ぬほどボードゲームばっかり遊んでたんですが、一回だけRPGも遊びました。二代目バカ王がキーパーを務める『クトゥルフの呼び声』です。久々にプレイヤーで参加いたしましたよ。
  • 箱根のキャンプ場で起こる惨劇! ねじれる人々! 自殺するゲーマーたち! 霧の中の悪意が姿を現すとき、探索者は血の涙を流す!!
  • 自分たちが合宿をした場所を舞台にしたシナリオでした。ゲーム中に、実際にバンガローの中から武器になりそうなものを探したりするのはとても楽しい感じ。しっかり怖くなったのも素晴らしかったり。
  • 最近のゲームに慣れていたせいで、ゲーム開始時は少し戸惑いましたが、実際の場所という臨場感も手伝って、大変楽しく遊べました。ただ、今風のセッション運営ルールのありがたさも痛感したり。
  • ゲームが終わり、少し横になろうと思って、別棟のバンガローへの移動しました。ふと見上げると、満天の星空が広がっています。連休中は、天候にも恵まれ、大変素敵な合宿になりました。
  • なんというか、一般論として、便利な道具に囲まれていると、その便利さに慣れてしまい、ありがたさを忘れてしまう、なんてことが多々あります。RPGのルールなんてやつも、要するに道具だと思うので、同様のことが起こります。ただ、こんな風に、ふと昔のRPGを遊ぶと、最近のRPGの便利さを痛感します。
  • その便利さを忘れないためにも、たまに昔のRPGを遊ぶのもいいもんだなぁ、と思います。「今のルールがこうなっているワケ」みたいなものを思い出しますよ。それに、昔のRPGには、電気とかないような場所で観る箱根の星空のような、そんな普遍的な美しさが満ちている気がします。普遍的なものは、普遍的ゆえに当たり前すぎて、その美しさに気がつきにくいですが、そこにはやはり芯の確かな喜びがあります。先へ先へと進みつつも、たまには、それを思い出したいもんです。