デッドマン・ウォーキング・スニークプレビュー!

  • というわけで、『デッドマン・ウォーキング』の簡単な紹介をしたいと思います。
  • デッドマン・ウォーキング』では、プレイヤーは屍人と呼ばれるキャラクターを操ります。屍人は、いわゆるアンデッドです。死亡した人間が、「獄」の管理人と呼ばれる超常存在によって、不死の兵隊に変えられたものです。生前の記憶も奪われ、その姿も醜く変わり果てています。その心には、「何か」をやり残したという後悔の念と、蘇らなければいけないという焦燥感だけが焼き付いています。
  • 屍人は、呪われた再生を果たしたときに、外見が変化しています。この変化を異形と呼びます。外見の形態は、大まかに6種類のジャンルに分かれ、各ジャンルには、21種類の異形が用意されています。この異形によって、その屍人の能力値や武器、特殊効果が設定されます。

  • 屍人は、屍人歩きと呼ばれるゲームに駆り出されます。これは、管理人たちが、自分の屍人を使って行う殺戮ゲームです。管理人は、このゲームによって、敵の陣営を倒そうとしています。
  • 屍人歩きは、下のようなプレイシートを使って処理します。

  • プレイシートに置かれたカードのことを、デッドカードと呼びます。このデッドカードを開くと、屍人たちの前に扉が浮かび上がり、屍人歩きの会場へと誘導されます。

  • デッドカードには、挑戦すべき課題(判定やゲーム的に行うべき行動)が書かれています。これに成功すれば、報酬欄に書いてあるものがもらえます。ここに「秘密」と書いてあると、シナリオ上に設定された情報がもらえます。失敗すると罰欄に書いてあるペナルティを受けます。

  • デッドマン・ウォーキング』のシナリオは、このカードの組み合わせで表現されます。もちろん、ブランクカードもあるので、オリジナルの内容をつくることもできます。

  • プレイシートには、ターンと日にちのトラックが用意されており、ゲーム上の時間を管理することができます。また、計画フェイズで行える行動の種類が書かれていたりして便利です。

  • また、デッドカードの試練に成功すると、プレイヤーは、そのカードを入手できます。このカードを墓地に移すことで、自分や他人の判定の難易度を下げたり、〔執念〕(『サタスペ』でいう〔肉体点〕と〔精神点〕みたいなものです)を1点回復することができます。
  • 血戦も、『サタスペ』と同じようにジオラマで処理します。ただ、「滅殺」や「伸縮」という特殊機能が追加され、バリエーションが広がっています。屍人は、自分の異形を武器として使うので、基本的に格闘を行います。ただ、生前の記憶を取り戻すことで、銃やアサルトライフルなどを実体化させることもできます。

  • オブジェクト配置済みのジオラマ11種類を用意してあるので、ランダムに戦場を決めることもできます。写真は、「立てこもり」のジオラマです。

  • 立てこもった「アベレージ90K」の面々を蹂躙せよ、屍人!